寒くなると、猫がトイレに行く回数が減ったり、
「なんだか落ちつきがない」「トイレでうろうろしてる」なんて様子、見たことないかな〜?
実はそれ、膀胱炎や尿路結石のサインかもしれへんねん。
秋冬は寒さや水分不足で膀胱や腎臓のトラブルが増える季節やで。
重症化すると命に関わることもあるんや。

この記事では、膀胱炎や尿路結石の原因、気づきにくいサイン、
そして実際のエピソードを交えながら、早期発見のポイントを解説していくで〜。
冬に膀胱炎・尿路結石が増える理由
寒さによる水分摂取量の低下
冬は水が冷たく感じるから、猫が水を飲む量が自然と減るんや。
その結果、尿が濃くなって、膀胱内で細菌が繁殖しやすくなったり、
結晶や結石ができやすくなるんやで。
トイレを我慢してしまう猫も
暖房のない部屋にトイレを置いてる場合、
「寒いから行きたくないな〜」って思って我慢してしまう猫もおるんや。
この「排尿の我慢」が膀胱炎や尿道閉塞のリスクを高めるんやで。
膀胱炎・尿路結石の主な症状
こんなサインは要注意!
トイレに何度も行くのに、少ししか出ない
トイレで鳴く・痛そうな表情をする
血尿(ピンク色やオレンジ色に見える)
トイレ以外でおしっこをしてしまう(布団・カーペットなど)
お腹を触ると嫌がる・怒る
これらの症状が見られたら、すぐに動物病院に連れて行くことが大事やで〜。

実際にあったエピソードから学ぶ
🐾 リアルエピソード①:筆者の猫の場合
筆者の家の猫(成猫・オス)は、ある日トイレに何度も入ったり出たりを繰り返してたんや。
最初は「トイレに行ってるし大丈夫かな〜」って思ってたんやけど、
よく見るとおしっこがほとんど出てへんかったんやで。
さらに、いつもは抱っこが好きやのに、抱いた瞬間に強く怒ったんや。
「いつもと違うな〜」って感じてすぐ病院に行ったところ、
膀胱炎じゃなくて尿結石が原因で、尿道が詰まりかけてたんや。
幸い早めに気づけたから、カテーテル処置と2日間の入院で回復したんやで。
猫は言葉で痛みを伝えられへんから、
トイレの様子と性格の変化を見逃さんことが何より大事やで〜。
🐾 リアルエピソード②:同僚の雌猫の場合
職場の同僚が飼ってる雌猫は、あんまり水を飲まへんタイプ。
そのため膀胱炎を繰り返しやすく、発症前は布団の上でおしっこしてしまうことが多かったんや。
これは「トイレ=痛い場所」って猫が感じて、
別の場所で排泄するようになる典型的なサインやで。
布団など柔らかい場所での排泄は、体調不良のSOSであることも多いんや。
🐾 リアルエピソード③:シニア猫の尿結石トラブル
別の同僚のシニアのオス猫は、水をよく飲む子やったけど、
おしっこの量が少ないことに気づき、念のため病院で検査したら尿結石が発覚したんや。
手術寸前やったけど、幸い結石が自然排出されて手術を免れたんやで。
水を飲んでても、排尿量が少なかったり回数が減ってるときは注意が必要やで。
「飲んでる=出てる」って思わず、日ごろから飲水量と排尿量のバランスを見てあげるんが大事やで〜。
膀胱炎・尿結石を防ぐための基本の心がけ
水分補給を促す工夫を
冷たい水ではなくぬるま湯(35〜37℃)を用意する
ウェットフードを取り入れて自然に水分を増やす
複数の水飲み場を家の中に設置する
トイレ環境を見直す
トイレの数は猫の数+1個が理想やで
暖かく静かな場所に設置する(寒い玄関や廊下は避ける)
段差が低い・出入りしやすい形状を選ぶ
トイレ砂だけでなく、サイズや形も猫の好みに合わせる
定期的におしっこのチェックを
色(ピンク・オレンジ・濃い黄色)は異常のサイン
量が減っていないか、回数が極端に増減していないか確認する

🐾まとめ:小さな変化に早く気づくことが最大の予防
膀胱炎や尿路結石は、「気づくのが遅れた」ことで重症化するケースが多い病気や。
「トイレに行ってるし大丈夫やろ」って思わず、
量・回数・性格・行動の変化を見てあげるんが、いちばん早期発見につながるんやで〜。
寒くて乾燥する季節、
猫が快適で健康に過ごせるよう、
日々のちょっとした観察を習慣にしていこな〜🐾

猫様も人間と同じ感覚で、寒いと温かい飲み物やトイレに行くのについつい億劫になったり、遊びに夢中で、トイレにいくのも忘れちゃったり、可愛いですが健康を害したら大変ですので、ちゃんと健康管理するのも下僕の務めですよ〜🐾


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