西宮の幻のいちごとして知られる “鳴尾いちご”。
今回、会社の方から苗をいただいたので、
歴史を調べてみたら思った以上に深くておもしろい世界でした😊

さらに、家庭でも簡単に育てられるよう
牛乳パックを使った方法もご紹介します。

鳴尾いちごの歴史をやさしく解説
鳴尾いちごは、兵庫県西宮市の「鳴尾地区」で盛んに作られてきた
歴史あるブランドいちごやねん。
明治時代にはすでに栽培されてて、
昭和初期には関西の市場でめっちゃ人気のいちごやったんよ。
でも、都市化・農地減少・生産者さんの高齢化なんかで
徐々に生産が減っていって、いつの間にか “幻のいちご” と呼ばれる存在に。
近年になって、西宮市・農家さん・ボランティアさんらの協力で
また保存・普及活動が進んでるんやで。
昔の鳴尾いちごの品種について
歴史的な鳴尾いちごには、
ダービー
アメリカ
という古い品種があったって言われてるんよ。
どちらも香りが強くて甘味もしっかりした
“昔ながらのいちご” やったみたいやけど、
今ではほぼ残ってへんねん。
そこで保存活動では、当時の味に近くて
育てやすくて家庭でもチャレンジしやすい
▶ 「宝交早生(ほうこうわせ)」
という品種が選ばれてるんよ。
今配布されてる鳴尾いちごの苗は
多くがこの 宝交早生 やねん。
甘さが強くて香りもよくて、初心者さんでも育てやすいから
家庭菜園にぴったりやで🍓✨
牛乳パックでできる!鳴尾いちごの簡単栽培方法
もらった苗を家にあるもので育てられたら楽しいよね。
そこでおすすめなんが 「牛乳パック栽培」 やで!
用意するもの
牛乳パック(1L)
ハサミ
市販の野菜・花用の土
スコップ
いちごの苗(宝交早生)
つくり方
牛乳パックの上部を切る
底に数ヶ所穴をあけて水はけをよくする
土を8〜9分目まで入れる
苗を植える(クラウン部分は埋めんように)

「クラウン」とは、いちごの株の中心にある、短く太い茎の部分のことです。ここが、枯れたら復活は難しいでしょう。くれぐれも気をつけてくださいね。
育て方のポイント
日当たりの良い場所に置く
土が乾いたら水をあげる(10月下旬ごろから休眠期にはいるので、水のやりすぎには注意しましょう🍓土が乾いてからあげてね)
花が咲いたら軽く人工授粉すると実がつきやすい
(綿棒でちょんちょんするだけでOK)
鳴尾いちごを育てて感じたこと
いちごってむずかしいイメージあったんやけど、
“鳴尾いちご”は思った以上に育てやすいねん。
それに、歴史のある苗を家で育ててるっていうのが
ちょっとロマンやねん🍓✨
春に実がなるのが楽しみや!

🐾 おわりに
鳴尾いちごには長い歴史があって、
今わたしたちが育てて楽しめてるんは
地域の方々の保存活動のおかげやねん。

お家で、いちご狩りができるなんて最高やで



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